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<第42回>ファシリテーション実践スキル習得セミナー

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<第42回>ファシリテーション実践スキル習得セミナー

8月23日 松山にて

坂の上の雲ミュージアムのセミナールームで「ファシリテーション実践スキル習得セミナー」が開催されました。(主催:アビリティーセンター、プログラム提供:サイコム・ブレインズ)


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坂の上の雲ミュージアムは松山城の麓にあります。
松山市の中心にある大街道から一歩入った静かな場所です。


セミナーには銀行、商社、小売、IT、エネルギー関連など、愛媛や香川の有力企業が参加し、全参加企業から高い評価を得て終了しました。



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講師を務めたアビリティーセンターの江渕さん。
四国の企業にお馴染みの人気講師ですが、
東京の大手企業の研修にも登壇をお願いしています。



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同じくアビリティーセンターの講師、太田さん。
このセミナーではファシリテーターとして進行役を務め
プログラムの狙い通りの成功を収めました。



今回は参加企業からためになるお話を色々とうかがうことができました。その中から一つ、小売業の部長さんのお話をご紹介します。

「昨年からの積み上げで今年の目標を立てても、昨年以上の業績にはなりません。品揃えや催し物にしても、何か新しいことをしないと、昨年の実績にさえ届かない、変化が早い時代です。上から言われたことをただやってるだけでは競合店に勝てない。各部署や店舗で活発にディスカッションして、みんなで知恵を生み出す、そんなことが大事なんです」

このお話から、まさに、各部署や現場のリーダーにはファシリテーションスキルが求められていることがわかります。

Facilitation
物事を容易にする、物事の難しさを軽減するという言葉。言い換えれば、リーダーは、組織の目的・目標の達成を容易にするために、メンバーが発言しやすい場をつくってディスカッションを促し、戦略やアイデアを導き出して、メンバーのコンセンサス(ハラに落ちること、納得)とコミットメント(本気で動くこと、約束)を得る。



ところで、良いセミナーは永く受講者の記憶に残ります。そのためには、プログラムの完成度と講師のレベルが不可欠ですが、会場がユニークであることも一つの要素になり得ると思います。

坂の上の雲ミュージアムは、司馬遼太郎氏の有名な歴史小説「坂の上の雲」をテーマにした博物館です。この小説は、日清・日露戦争で活躍した松山出身の兄弟、陸軍の秋山好古(兄)と、海軍の秋山真之(弟)、そして真之の松山中学の同級生であり親友でもある俳人の正岡子規を主人公にした小説で、NHKの連続ドラマにもなりました。登場人物はいまや愛媛人の誇りにもなっています。

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今回のファシリテーションセミナーは、博物館の中を自由に見学できるという特典つきでした。参加者の皆さんは昼食を終えるとセミナールームを出て館内を見学し、明治の日本に思いを巡らしていました。こんなノビノビとしたセミナーも、たまにはいいものですね。



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館内のカフェで3時のコーヒータイム。地元の美味しいスイーツが付きました。
横を見ると正岡子規がいて、「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」としたためています。


サイコム・ブレインズ株式会社 取締役会長  鳥居 勝幸


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by cicombrains_news | 2013-09-12 16:58 | 鳥居勝幸の研修紀行