講演・ワークショップ:グローバル社会における人事部の今後の役割

2011年9月19日大手電機メーカー(A社)のシンガポール地域統括会社がアジア地域子会社の人事部長を一堂に集めた会議を開催され、サイコム・ブレインズ(アジア)のサンディ齊藤を招待いただき、人事部長30名強を対象に「グローバル社会における人事部の今後の役割」と題した2時間の講演及びワークショップを致しました。



「2050年、日本、そしてあなた方の国をGDPだけで判断すると世界何番にいると思いますか?」

との問いから始まったこの講演でした。非常に面白かったのは、インド人が真っ先に手をあげて「一番です」とおっしゃったこと。フィリピン人、インドネシア人が「5番~10番くらいかな?」と位置付けたことや、タイ人は「トップ5番以内」と自信を持っておっしゃり、そして韓国人も「恐らく3番か4番」とおっしゃったことでした。

場が盛り上がったところで、「では、日本はどこにいると思いますか?」と質問を投げかけた時に、「このグラフの中に入ってないのではないか?」と真顔で声を発した人がいて、その後、「それが真実かどうかはさておき、日本発の日系企業にあなたたちは今日、働いているのですよ」と申すと、場は一瞬にして静まりました。

そこで、皆さんの気持ちが「危機感」に傾いたところで、人事部の変遷を振り返り、今、我々はどの段階にいて、次に何を目指していかなくてはならないのかを考えるセッションを持ちました。ここでは、活発にそれぞれの会社内での人事部の役割や、自分が何をしていて、何に困っているか、など意見が出てきて30名が真剣そのもので議論を繰り広げました。

また途中で短いワークショップも入れ「なぜ人事部は必要か?コストセンターだから不要なのではないか?」をグループごとに分かれて話し合ってもらいましたが、面白いことに意見がばらばらで、最終的に、「違った見解がこんなにたくさん出るとは思いもしなかった」と振り返りをされる方が多かったのが印象的でした。

セミナー後多くの方が握手に並んでくださり、「人事部の重要性、自分には何が欠けていたか、明日から何ができるかをはっきりと考えさせてくれた2時間だった」という意見があったり、「まさか自分の部門がこんなに重要な責務を負っているとは思ってもいなかった」と正直に話してくれる人もいて、何かを深く考えるきっかけづくりをしたいと言う主催者の目的に叶った講演になったようでした。




--------------------------------------------------------------------------------
■マネジメントスキル研修、提案・実行スキル研修で日系企業の
アジア拠点における人材育成をサポートします。
CICOM BRAINS (Asia)|サイコム・ブレインズ(アジア)

http://www.cicombrains.com/sg/index.html
--------------------------------------------------------------------------------

by cicombrains_news | 2011-09-27 11:53 | サイコム・ブレインズAsia

<< 日印グローバル・パートナーシッ... <第13回>:行動計画の立て方... >>