サイコム・ブレインズの情報をお届します


by cicombrains_news
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

<第2回>:「技術者の営業化」そして「営業の技術化」

<第2回>:「技術者の営業化」そして「営業の技術化」_f0197265_1253677.gif
← INDEX
<第2回>「技術者の営業化」そして「営業の技術化」

4月20日 愛媛県の今治と松山にて

アビリティーセンターさんは、四国4県に営業拠点を持って人材と研修のビジネスを行っている弊社の提携先です。<http://www.abi.co.jp/>

この日は地元の顧客企業数社に同行訪問しました。


<第2回>:「技術者の営業化」そして「営業の技術化」_f0197265_1457344.jpg
日本食研様に同行訪問。アビリティーセンターの藤原講師(右)と営業担当の森澤さん(中)と私(左)。今治の本社工場は御殿のような美しさで驚きました(右)。これも食の文化を啓蒙する広報戦略なのです。

<第2回>:「技術者の営業化」そして「営業の技術化」_f0197265_1459227.jpg
HPC研修で講義中の江渕講師(4月21日 松山にて)。この日は、もともと技術畑の受講者が多かったのですが、「2日間の研修が終わってみると全員が営業らしくなっていた」と講師も感激。あとは実践あるのみですね。


どの業界でも、技術者が営業することが増えてきましたね。その理由は、顧客の要求が高度化しているために技術者でないとその場で返答できないことや、技術者が保守サービスで訪問した際に新しい商品の提案を行うようになってきたことが挙げられます。つまり「技術者の営業化」です。そのための実践的な研修も増えています。

中には、下手な営業よりも販売力のある技術者もいます。「売ろう」という意識が弱い代わりに、「技術の立場で改善提案しよう」という意識が強いので、逆に顧客から信頼されて製品が売れるのです。

一方、営業パーソンには「営業の技術化」が必要です。人間関係だけで販売できる時代は終焉していて、いかにプロかということが求められます。

愛媛ではいずれの企業も、「もっと社員教育に力を入れたい」とおっしゃっていました。ここのところ、愛媛はやる気になってきましたね!「リーマンショック以降、教育予算を削られて…」なんて言っている東京の企業さんも見習って頂きたいものです。

この日私は、「瀬戸内のグローバル化」を心に決めたのです。もともと瀬戸内は製造業や造船の集積地で、海外に展開している会社も多いのです。教育の側面からグローバル化のお手伝いができればと思っています。何人かの人にこの話をしたら目を輝かせていました。近いうちに提案書を持って瀬戸内海を渡りますからご期待を。


← INDEX

-------------------- サイコム・ブレインズ株式会社 http://www.cicombrains.com--------------------
by cicombrains_news | 2011-05-20 15:01 | 鳥居勝幸の研修紀行